自動運転や自律走行車の増加は、自動車業界に新たな安全性の課題をもたらします。これらの課題は、機能安全、使用目的の安全性(SOTIF)、サイバーセキュリティなどに関する多くの規格につながっています。
機能制限に関連する潜在的に危険な動作による不合理なリスクがないことを SOTIF といいます。機能安全(ISO 26262 シリーズで扱われている)と SOTIF は、補完関係にあります。
ISO/PAS 21448は、特に高次の段階における自動運転の導入に関して、新しい課題のプロセス関連と技術導入に対する貴重な状況判断の支援となります。
SGS による SOTIF アセスメントおよび認証
自動運転における機能安全関連規格のDAkkS(ドイツ認定機関)認定機関として、SGSは、国内および世界のあらゆる主要規格について、 以下のような評価審査および認証サービスを提供しています:
- ISO 26262:2018 - 自走者 機能安全
- ISO/DIS 21448:2021 道路運送車両 - 意図した機能の安全性(SOTIF)
- UL 4600:2020 自律製品の評価基準
- ISO/TR 4804:2020 道路運送車両-自動運転システムの安全性とサイバーセキュリティ 設計、検証、妥当性確認
また、以下のような次期規格の開発にも積極的に関わっています。
- ISO TS 5083 道路運送車両-自動運転の安全性とサイバーセキュリティ
- IEEE P2851 サブグループ SOTIF
SGSを選ぶメリット
SGSは、機能安全分野での長年にわたる活動において、市場のリードユーザーである多くの国内外の自動車メーカー、大手サプライヤ様を支援し、相場観形成に寄与してまいりました。また、SGSのエンジニアは、自動車メーカーや大手電機メーカーにて、実量産プロジェクトでのISO26262規格適用、セキュリティ機能開発の経験者で構成されていますので、お客様の目線に立った技術支援を提供することが可能です。