RoHSとは?
改正RoHS指令(2011/65/EU)は、電気・電子機器に含まれる鉛、カドミウム、水銀、六価クロム、PBB、PBDEなどの潜在的な有害物質の使用を制限しています。RoHSはこれらの物質を均質材料の重量に対して0.1%または1,000ppm(カドミウムのみ0.01%または100ppm)に制限しています。
2015年6月4日には、Directive 2011/65/EUはDirective 2015/863によって新たに4つのフタル酸エステル類が追加され、制限物質は合計10物質となりました。2019年7月22日より、カテゴリ 1 ~ 7、10 ・ 11 に該当する製品にも適用されました。また、2021年7月22日より、カテゴリー 8 および 9 の製品への適用が開始されています。
RoHS試験に対応した世界28か所のISO17025認定ラボを持つSGSは、RoHS適合を求める企業に対する理想的なパートナーです。
EUのRoHS指令は、電気製品の回収、リサイクル、回収目標を定めた廃電気電子機器指令(WEEE)2002/96/ECと密接な関係があります。
同様の規制は、中国・日本・韓国・米国・ノルウェー・トルコなど、世界の他の地域にも存在しています。SGSの化学物質エキスパートの支援により、世界各国の化学物質規制への不適合リスクを軽減いたします。
SGSでは以下のような化学物質規制関連サービスを提供しています:
- RoHS試験および検証サービス
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- 環境負荷物質検査
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世界的なラボラトリーネットワークと1,000人を超えるエキスパートを擁するSGSの試験サービスを通じて、制限物質に対する適合性を宣言するために必要なデータを取得することができます。
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